※この治療は保険適用ですが、保険適用については担当医にご確認ください
わずか30分の日帰り保険治療

ひざの痛み
諦めていませんか?

―痛みを忘れる日々へ
新しい治療選択肢『ひざラジオ波治療』―

階段の上り下り、趣味の旅行、大切な人との散歩・・・
「膝の痛みさえなければ、もっとやりたいことがあるのに…」
「この痛みさえなければ、もっと楽しめるのに…」
そう感じている方へ。

当院では、これまでの飲み薬や湿布、何度も繰り返す注射とは違う、「痛みの原因となる神経」に直接アプローチする治療(ひざラジオ波療法)を始めました。 ※効果には個人差があります。詳しくは担当医にご相談ください。

ひざラジオ波治療の様子

ひざラジオ波治療とは?

―痛みの伝達を弱めて、長期的な疼痛緩和を目指す治療―

ひざラジオ波治療とは、特殊な針を用いて痛みを脳に伝える神経に高周波(ラジオ波)の熱を加える治療法です。痛みを感じる神経の働き(伝達)を抑えてあげることで、従来の薬物療法では十分な効果が期待できなかった頑固な痛みを長期間にわたって和らげる効果が期待されています。

ひざラジオ波治療のイメージ

ひざラジオ波治療が選ばれる3つの理由

①「痛みの伝達」を長期間お休みさせてあげる

痛みを感じる神経に、ラジオ波の熱をやさしく加えることで、痛みの信号が脳に伝わりにくくします。個人差はありますが、半年〜1年ほど効果が続くため、「手術を受けられない」「薬が効かなくなってきたけど、手術は避けたい」という方に喜ばれています。1)Lyman J, et al. Cooled radiofrequency ablation of genicular nerves provides 24-Month durability in the management of osteoarthritic knee pain: Outcomes from a prospective, multicenter, randomized trial. Pain Pract. 2022 Jul;22(6):571-581.

②体を傷つけない「日帰り」治療

手術のようにメスで切ることはありません。局所麻酔をした後に細い針を各神経に刺すだけなので、体への負担は最小限です。縫うこともないので抜糸も不要で、治療したその日に歩いて帰ることができます。

③わずか30分程度で終了

治療はわずか30分程度。家事の合間やお仕事終わり等にも受けられるほど、心身の負担が少ない治療です。

3つの理由のイメージ
01WHY

まず知っておきたい 膝の痛みはなぜ起こるのか

変形性膝関節症は、長年の使用や加齢によって膝の軟骨がすり減り、骨が変形して痛みを生じさせる病気です。 国内では約1,000万人の方が自覚症状を持ち、潜在的な患者数はさらに多いと言われています。

患者数
潜在患者約
2,530万人
性別比
女性は男性の
約2倍
痛みが脳に伝わる仕組み
初期の段階では立ち上がりや歩き始めに痛みを感じますが、進行すると階段の上り下りがつらくなったり、 歩くのが痛くなったりと、日常生活に大きな支障をきたします。

軟骨がすり減ることで骨と骨が直接当たり、炎症が起き、神経を通じて脳に「痛み」の信号が送られ続けます。
痛みの悪循環
😐
痛いから動かない
▶
🙁
筋力が落ちる
▶
😣
膝への負担が増える
▶
😖
さらに痛くなる
この悪循環を断ち切るために、まずは「痛み」をコントロールすることが重要です。
02ABOUT

新しい選択肢 末梢神経ラジオ波焼灼療法とは

この治療は、変形した骨や軟骨を治すものではなく、「痛みを伝える神経の働きを一定期間弱める」ことで、 膝の痛みを和らげる治療法です。

ターゲットとなる3つの神経

膝の知覚感覚を司る「膝神経(ひざしんけい)」と呼ばれる細い神経に、針先から出る高周波(ラジオ波)で熱を加え、 痛みを伝える神経の動きを一時的に弱めます。これにより、約1年間にわたって痛みの緩和が期待できます。 海外の臨床試験では最長2年間痛みが半減したとの報告もあります。

この治療が適している方
  • 変形性膝関節症と診断された
  • 飲み薬やヒアルロン酸注射で十分な効果がない
  • 人工関節手術など外科的治療を希望しない、または受けられない
03FLOW

適応判断から治療まで 治療の流れ

ひざラジオ波治療では、ひざの3つの知覚神経に対してアプローチをしていきます。

STEP 1

治療の対象として適合度合を確認する
効果測定事前テスト

治療本番の前には、治療対象(効果が期待できるか)となるかどうかのテストを行います。対象となる3つの神経に少量の局所麻酔をします。麻酔が効いた頃に、普段感じるひざの痛みが半分以下になった方が対象となります。

効果測定事前テストの様子
STEP 2

痛みのない準備

治療当日はテストのときと同じように、対象神経3か所に局所麻酔を行います。これにより、治療中に強い痛みを感じることはほとんどありません。

局所麻酔による準備の様子
STEP 3

針の設置

エコー(超音波)装置を用いて、痛みの原因となっている神経のそばへ特殊な針を進めます。

エコー下での針の設置の様子
STEP 4

安全のための本番直前最終テスト

微弱な電気刺激を流して、感覚神経と運動神経を確認します。

  • ・感覚神経の確認:いつもの痛みだな、と響く感じがあるか
  • ・運動神経の確認:筋肉が勝手に動いたりしていないか

このダブルチェックを行うことで、痛みを伝える感覚神経だけを安全かつ的確に狙い撃ちします。

本番直前の最終テストの様子
STEP 5

ラジオ波治療本番

針の位置が確定したら、ラジオ波を2分30秒流して対象神経を加熱します。この工程を3つの神経に対して繰り返して終了です。

ラジオ波治療本番の様子
注意点:治療中に「熱い」「痛い」と感じた場合はすぐにお知らせください。我慢する必要はありません。その都度、適量の麻酔を追加して対応します。
04ECHO

安全性と正確性のために なぜ超音波(エコー)を使うのか?

かつてはレントゲンを目安に行っていましたが、本治療では局所麻酔下で超音波(エコー)ガイドを用いて実施します。 これにより、神経・血管・骨の位置をリアルタイムで確認しながら、より安全かつ正確に治療を行うことができます。

◎

正確なアプローチ

目に見えない神経の位置を超音波画像で血管を目印にして正確に特定します。

✓

安全性の向上

針先が血管や重要な組織を避けていることを常に画面で確認できるため、合併症リスクを低減できます。

近年の研究では超音波ガイドを使用することで、従来のレントゲン透視下よりも神経の同定精度が向上し、より確実な治療効果が得られることが報告されています。
知っていますか?

膝の痛みは、我慢するものではなく
コントロールできる症状です。

切る手術に抵抗がある方でも、局所麻酔・日帰りで受けられる選択肢があります。まずはテストブロックで、ご自身の膝に効果があるかをお試しいただけます。

05EXPECT

治療で 期待できること、できないこと

この治療は「魔法の治療」ではありません。期待できることとできないことを正しく理解していただくことが大切です。

期待できること

  • 痛みを半分程度まで軽減させられる可能性(効果は個人差があり1〜2年程度持続すると言われています)
  • 痛みが減ることで、歩行や階段の上り下りが楽になる
  • 薬の量を減らせる可能性

期待できないこと

  • 変形した骨や軟骨を元の状態に戻すことはできない
  • 痛みを完全にゼロにすることを保証するものではない
  • O脚などの脚の変形は治らない
  • すべての人に同じ効果が出るわけではない

効果が弱まってきたら?
神経は時間とともに徐々に再生すると言われています。数か月〜数年経つと痛みが戻ってくることがありますが、 その場合は医師と相談の上、再度同じ治療を受けることも、一定の期間を空けて別の外科手術を受けることも可能です。

06RISK

安全にご検討いただくために リスクと副作用について

安全性の高い治療ですが、医療行為である以上、リスクはゼロではありません。

  • 1内出血・腫れ・痛み針を刺すため、処置後に一時的な腫れや内出血が出ることがあります。通常は数日で治まります。
  • 2感覚の変化まれに膝の皮膚の一部にしびれや違和感が残ることがありますが、多くは時間とともに改善します。
  • 3感染・アレルギー非常に稀ですが、針穴からの感染や、麻酔薬によるアレルギー反応が起こる可能性があります。
  • 4運動への影響足を動かすための重要な神経は避けて行いますが、まれに一時的な力の入りにくさ(足の脱力感)が起きる可能性があります。
07COMPARE

参考として 他の治療法との比較

治療法 保存療法
(内服・注射・リハビリ)
末梢神経
ラジオ波焼灼療法
(本治療)
人工関節置換術
体への負担 小 小〜中 大
麻酔 不要 局所麻酔 全身麻酔
入院 不要 原則不要 必要
膝の症状 軽度〜中度 中度〜重度 重度

※いずれの治療も健康保険が適用されます。

08FAQ

治療前に知っておきたい よくあるご質問

保険で受けることはできますか?
はい、この治療は保険診療で行えます。治療にかかる費用は、1割負担の方は約15,000円、3割負担の方は約45,000円です。別途、診察料や検査料が発生しますのでご了承ください。
治療中は痛みを感じますか?
局所麻酔の注射時は痛みがあります。また、処置中に違和感や強い痛みがある場合は、その都度麻酔を追加できるため、多くの方は問題なく受けられます。
終わった後はすぐに帰れますか?
はい。治療が終われば針を抜いて絆創膏を貼るだけです。出血の有無やご気分の確認を経て、そのまま歩いてお帰りいただけます。
一度同意したら途中でやめられませんか?
治療前であればいつでも中止することができます。検査や準備が進んでいても、気が変わった場合は遠慮なく医師または看護師にお申し出ください。
高齢でも受けられますか?
皮膚を切らない治療のため、全身麻酔手術が難しいご高齢の方や、心臓病や糖尿病などの持病がある方も適用できる場合があります。詳細は主治医にご相談ください。
効果はどれくらいで現れますか?
個人差がありますが、直後から数週間で痛みの変化を感じる方が多いです。場合によっては1〜2か月かけて効果が現れることもあります。
治療後にリハビリは必要ですか?
必須ではありませんが、重要です。膝周囲の筋力訓練などのリハビリを並行することで、より高い効果が得られます。担当スタッフにご相談ください。
なぜ3つの神経しか対象ではないのですか?
ひざには複数の神経がネットワークのように絡み合い、痛みを感知して脳へ伝えています。すべての痛みを感じる神経へ「安全に」アプローチすることは難しく、現状の保険診療で認められているのは、安全に治療ができ、痛みのコントロールも実現すると考えられている3つの神経(上内側膝神経・上外側膝神経・下内側膝神経)に限られています。この3つの神経に対して治療を行い、疼痛軽減効果が得られたとする研究文献も複数報告されていますので、ご安心ください。
  • 2)Davis T, et al. 12-Month analgesia, and rescue, by cooled radiofrequency ablation treatment of osteoarthritic knee pain: results from a prospective, multi-center, randomized, cross-over trial. Reg Anesth Pain Med. 2019;44:499–506.
  • 3)Hunter C, et al. Cooled radiofrequency ablation treatment of the genicular nerves in the treatment of osteoarthritic knee pain: 18- and 24-month results. Pain Pract. 2020;20(3):238–46.
  • 4)Chen AF, et al. Cooled radiofrequency ablation compared with a single injection of hyaluronic acid for chronic knee pain: a multicenter, randomized clinical trial demonstrating greater efficacy and equivalent safety for cooled radiofrequency ablation. J Bone Joint Surg Am. 2020;102(17):1501–10.
  • 5)Chen AF, et al. Cooled radiofrequency ablation provides extended clinical utility in the management of knee osteoarthritis: 12-month results from a prospective, multicenter, randomized, cross-over trial comparing cooled radiofrequency ablation to a single hyaluronic acid injection. BMC Musculoskelet Disord. 2020;21:363.
神経を焼いて大丈夫ですか?
神経を完全に焼き切るわけではなく、適切な温度で神経の働きを弱めます。対象は痛みを伝える感覚神経の一部のみで、筋肉を動かす神経(運動神経)には影響しません。なお、神経は時間の経過とともに再生するといわれています。

まずはご相談から。あなたの膝に合った治療をご提案します。

カウンセリング・テストブロックのご予約はお電話またはWEBから承っております。